ウルルで創業を決心する
果物や野菜といった大地の恵みは、かけがえのない栄養となり、私たちを健やかに保ってくれます。
しかし、日本の果物や野菜はどうでしょうか。
深い緑、温かな土と自然の循環、そしておいしい水で育てられた野菜や果物… ほんの少し昔には当たり前だった、このような野菜や果物が現代の日本で手に入りにくくなったことは、非常に残念で、もったいないことです。
その一方で、アメリカやヨーロッパ、オセアニアの各国では、企業や個人が農業や暮らし方を見直すことで、豊かな自然と共存し、その恵みを享受している例も多数あります。
私、丸山は長年農業に携わる仕事をしながら、そんな海外の事例に触れてきました。
特にアメリカで出会ったマサチュウセッツ州プリマスの豊かな自然、そこで生まれる豊かで滋味あふれるクランベリー、そしてそれを大切に育てる人々に惹かれました。
また、このような体験を通して、豊かな自然の恵みを日本に住む誰もが享受できるような農業・食文化、さらには社会をつくる一石となりたいと願うようになりました。
私がその願いを行動に移す決心をした場所、そこがオーストラリアの「ウルル」です。
「ウルル」とは世界で二番目に大きな単一の岩石、オーストラリアの国立公園内にある「エアーズロック」のことです。原住民族のアボリジニにとっては聖地であり、『世界の中心』という意味を持ちます。
私はこのオーストラリアの旅の途中で、生まれたばかりの野鳥と出会いました。荒涼とした褐色の大地の中、苛酷な自然環境で人とともに植物は生きていました。オアシスの緑は人に潤いを与え、さらには希望をも与えているかのようでした。
「美しい自然の中で育まれた健康的な果実や植物は、私たちに健やかさと幸福をもたらす」
そんな当たり前で、しかし現代の日本では難しいことを、日本の誰しもに実感していただきたい。
「ウルル」で抱いたこの思いを胸に、私はこの「クランベリーファーム」を創りました。
クランベリーファームでは、あのプリマスの地で感激した豊かなクランベリーを最良の形でお届けしたいと、日々知恵をしぼり、工夫を重ねています。
そして、あなたに届くすばらしい大地の恵みが、あなたに健やかさと幸せをもたらすことを心から願っています。
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